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あなたがいてくれたから。

第5章 初恋の踏切


Bスタまで行く廊下を歩いていると、

前から男の人が歩いてくる。

スタッフさんじゃ、なさそう。誰かな?  

大物さんだったら挨拶しなきゃ。

ちょっと緊張気味ですれ違ったら

あたしは、その男の人の横顔でハッとした。


間違いない。
  

 


“高橋斗真”だ。


 

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