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あなたがいてくれたから。

第26章 女の子の第六感


でも、すこし楽屋入り早かったかな…?

あたしは「松本奈美様、松井珠理奈様」と

かかれた札がささっている楽屋を確認し

ドアをあけようとした。



「もう!マサくんのバカ!」



えっ?中から大きな声が聞こえ

あたしは開けようとして伸びていた手を

引っ込めた。

誰だろ?

でも、珠理奈の声だ……

相手は誰だろう?

あたしは耳を澄ませた。

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