
あなたがいてくれたから。
第28章 わがままな流れ星
「うまいとか下手とかあるの?」
「あるある!でも、斗真さんは
うまいでしょー」
珠理奈がニヤニヤしながら聞いてくる。
あたしは頬を赤く染めて
「そりゃあ…それなりに?」って
軽くごまかした。
つもりだったんだけど…
「やっぱりうまいんだー!」って
即バレた。(笑)
「そ、そんなことはおいておいて
雅紀さんも上手なんでしょ?」
「分かんない。」
「そんな誤魔化さなくてもいいからさー」
「ホントにまだしたことないの…
マサくんと。///」
「えぇっ?!!」
「だから、今日緊張しまくりでさー。
ホントらしくないよね。」
「珠理奈も乙女なんだねー」
