
あなたがいてくれたから。
第28章 わがままな流れ星
お風呂から上がったら
皆でゲームをすることになった。
最初は人生ゲームやってたんだけど
なんかないと楽しくないってことで
王様ゲームをすることに…。
でもちょっとルールをつけ足して
カップル戦で行うことに。
<一回戦>
「ひいてひいてー」
珠理奈が声をかける
「よし!皆ひいたね?」
「せーのっ」
「王様だーれだ!」
「ハーイ」
手をあげたのは
「雅樹かよ~。マジか。」
「先輩激しいやつにしますよ~?」
王様は雅樹さんが!
ってことは
あたしと斗真君でなんかしないと!
なんだろう……
「んーじゃあ舌使うほうのキスで!」
「まぁそれぐらいなら。」
「えぇっ!?」
珠理奈がクスクスと笑う。
