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あなたがいてくれたから。

第29章 心の端のソファー

「あるところにめちゃめちゃ彼女思いの
 彼氏くんがいました。めちゃめちゃ。
 めちゃめちゃね。」


「ハイハイ」


「彼氏くんは彼女の誕生日にプレゼントを
 手渡せませんでした。
 次にあうときに渡すんだと
 思っていました。でも、いざあうと
 思わぬハプニングが続き
 2人きりになるまですごーく時間が
 かかりました。すごーく。」


「スイマセン。」


「でも、二人きりになると
 彼女が可愛すぎて、可愛すぎて
 プレゼントより先に手がでてしまいそ うで困っています。
 そこで、考え込んだ彼氏くんは
 先にプレゼントを渡そうと思います。

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