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あなたがいてくれたから。

第7章 彼女になれますか

なんか、凄く唇だけが暑くて

ほっぺったが冷たい。

何でだろ。


「どうした?!
 ごめん!俺のせいだよね。
 ホントゴメン。」


「ど、どうして謝るんですか?」


「だって、奈美ちゃん……泣いてるから。」


っ?!

あたし、今泣いてるの?

全然そんな感覚がなぃ。

近くの鏡で顔を見たら



鼻を真っ赤にして号泣している自分がいた。




嘘………。なんで泣いてるの?

訳が分からない。

少し、冷静になって考えよう。


……………。


原因が分かったかも………。

でも、認めたくない。

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