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あなたがいてくれたから。

第37章 会いたかった


「ごめんごめん!」

斗真くんも分かってたようで
すぐ誤ってきた。
別にそんなに怒ってるわけじゃないから
許そうと思ったけど
さっき、からかわれてたから
仕返ししてやろうと思って
拗ねてみた…演技だけど。

「もう知らない」

「えぇー、なーみー」

「イチャつき見たいわけじゃないもん!」

「もん…」

「もー!知らない!」

あたしはスタスタ歩くと

「悪かったって!」

ぁ、やばい。斗真くん真面目モードだ!
あたしふざけてるのに…
ど、どーしよー(汗)

「し、知らない…」

「もう見ないから
 奈美のグラビアしか見ないから!」

え?あたしのグラビアがなんで?はぃ?

「え?」

「奈美のグラビアしか見ないからさー」

「なんであたしの見んの?」

「え?彼女だから」

「彼女だから見るの?」

「え?だって他の男共が見てんのになんで
 彼氏の俺が奈美の体見れないの?」

「はぃ?!」

なんか分けわからない展開になってきた…

「奈美の全部見たいし。
 だから見る?のかな?」

「はぁ…あたしなんか見てたら
 目が汚れるよ?」

「え?浄化されてるんだけど」

この斗真くんの面白い発言には
二人揃って大笑い♪
やっぱりいると、楽しいなぁ♡

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