
あなたがいてくれたから。
第37章 会いたかった
それから盛り上がったところで
いい雰囲気になって……
「俺的には病室でした続きしたいんだけど…」
「っ?!」
あたしがその言葉にマジ?と目で訴えると
「マージ。」
「う、うん…///」
「よっしゃあ!じゃあ行くか!」
すると斗真くんがあたしに
手を差し伸べてきたので
あたしも一緒に立ち上がると…
「キャアッ!」
はい。なんですかこれ。
一般的に言うと
お姫様抱っこ
ですよね。これって。
「重いから降ろして!」
「やーだ」
「あたしもやだよー!
降ろして!」
ってひと悶着ぐだぐたやってるうちに
寝室についちゃって
ベットの上に降ろされると
すぐにキスの嵐。
「んーっ…///」
リップ音が部屋に響く。
「会いたくてたまんなかった。
キスとか今日一日ずっとしてたかったぐらい」
「え?そんなにできないよー(笑」
「だから今する。」
「んっ…///」
「相変わらず声エロい…」
「そりゃどーも」
二人共クスクス笑いながら
笑顔でキスできるって嬉しかった。
なかなかあえないあたしたちだから
いつもするときは真剣なところがあって
こーやってちょっとふざけながら
キスできるって嬉しかったなぁ……///
