
あなたがいてくれたから。
第38章 桜の花びらたち
なのに…このいじイジワルな性格。
耳攻撃するし、
あたしの弱いところを攻めてきては
イク寸前でやめたり。
もーっ!
でもご褒美をくれるときは…///
「奈美いい?」
「うん…///」
「じゃあいくよ。なるべく優しくする」
相変わらずこの台詞。
毎回聞いてくれるそんな気遣いが
すっごく嬉しい。
「アッ……」
斗真くんのモノがあたしの中に
入るとゆっくりと動き出す。
「奈美。やばい。」
「あたしもっ……」
「久々すぎて俺耐えられない…」
「そんなことないでしょ…ッあ」
「ん?どーゆーこと?」
「えっ?だ…からっ…」
この人絶対まだ余裕だ…
この言葉攻め…慣れたつもりでいたけど
久々にガッツリ見つめられたままで
耳元で喋られると
体が続々反応しちゃう。
