テキストサイズ

あなたがいてくれたから。

第42章 恋の傾向と対策☆

「なぁ、奈美。
 変態タイプなの?」

「ん?変態?」

「うん。変態好きなの?」

「えっ?!いきなりなに?!?!」

「いや。ネットニュースで…」

「あー!それ!アニメのことだよ!
 アニメのキャラのこと!」


へ…………?アニメ?
アニメのキャラクターのこと?
は?そのキャラに俺は一体いつまで
振り回されてたんだ?
ずっとだぞ!午後からずっとだ!!!!
なんだよそれえええええ!!!


俺が苛ついた顔をしていると

「斗真くん自分のこと変態だと思った?」

「少し……」

「アハハッー
 可愛いっー」

奈美はくすくすと笑う。
でも安心した。
俺ほんとに。変態なのかと
思ったわ。

「大丈夫!斗真くんはまだ変態じゃないよ!」

「じゃあ、奈美さんいただいても?」

「え?」

「え?」

「だめ…です!」

「だめじゃないでしょ?」

「……はい。/////」


その後は美味しく頂いきました!




☆恋の傾向と対策/end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ