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あなたがいてくれたから。

第43章 君にヤラレタ☆



って・・・思っていたのに。
あたしまで。

「ちょっと、奈美ッ!?」

「なんですかぁ~?」

あたし完全に酔っぱらいました。

「監督!奈美になんか飲ませましたね・・・?」

ちょっと切れながら美佳さんが監督に聞く。

「んー・・・?テキーラかなぁ?」

「はいっ!?テキーラ!?」

その事実を聞いて美佳さんが怒っているすきにあたしは自力で帰ろうとした。

ガクン・・・っ

やっぱり自力では帰れなさそう。
足がふらついちゃう。

タクシーでもって思っていたら
誰かに持ち上げられた。

ん・・・誰?

「寝てていいよ。」

その声の支持のままあたしは
ねむりについてしまった。

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