
あなたがいてくれたから。
第43章 君にヤラレタ☆
私の目の前に置かれてのは
1冊の週刊誌だった。
「これよ。」
「美佳さん…もしかして斗真く「ちがうわ。」
「えっ…?」
「はい。」
開けられたページにはこう書いてあった。
『お忍び深夜デート♥
元SKE48松本奈美♥イケメン俳優一ノ瀬紘
熱愛?!』
「は?」
すいません。
地声でマジでむかつきました♡
「違うんでしょ?」
美佳さんが、問い掛ける。
「違いますよ!あるわけない!」
「でしょうねー。
あんたたちの雰囲気からしたら。」
「もっちろんです!!!」
「はいはい…」
美佳さんが少し飽きれる。
でもそれぐらいあたしは斗真くんに夢中
だもん。
ホントにありえない。
