テキストサイズ

あなたがいてくれたから。

第8章 水のないプール

「はー!お腹いっぱい!」


俺たちは店を出た。


気づけばもう22:30だ。


「奈美、遅いけど
  お母さんとかに怒られない?」


「ん?大丈夫っ!
 あたし、ほぼ一人暮らしだから」


「ぇ?そうなんだ。なんで?」


「うち、お父さんとお母さん
 共働きで二人もとだいたい海外だから。」


「だからかー。打ち上げの時
 部屋にインコしかいなくて
    びっくりしたの超覚えてる。」


「あははっー!可愛いでしょ?うちのインコちゃん♪」


「うん(苦笑」


「あ!買いたい漫画があるの!
 本屋さんよっていい?」


「あー、いいよ」


俺たちは近くの本屋に入った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ