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あなたがいてくれたから。

第9章 泣きながら微笑んで

(30分後)


うわっ、エロw

女子ってこんなもん読んでんの?!


んなことを思っていたら……


ガチャーーーー


「あれ?斗真君まだ起きてたの?」


奈美が入ってきた。


「ぇ?ぁ、うん。」


「何、読んでるのー?ローキャベ?」


「そうそうー。」


「斗真君が少女マンガ?!
 ウケるわ~(笑)」


「うわ!なんか笑われたー」


「斗真君にはまだ、早いんじゃない?」


「そんなことねーし!
 てか、エロ過ぎない?この漫画。」


「そーぉ?」


「うん。」


「でもさ、意外と共感できることも
 書いてあったりしない?」


確かに。

俺が奈美に欲情するような仕草で 

漫画の主人公もしてた。(笑)

俺、主人公と同じじゃん。

じゃあ、奈美も同じことされたら

嬉しかったりして。(笑)

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