
あなたがいてくれたから。
第10章 体育館で朝食を
斗真君は嬉しそうにクシャッと笑った。
それが、物凄く可愛くて、
あたしはより強く抱きしめた。
「なんか、すっげー嬉しい。」
「そう?」
「うん。」
「なら、良かった。」
普通な会話だけど斗真君と話すことは
一言一言が嬉しくて、ドキドキする。
「あ!!」
「ん?どーした奈美?」
「朝ご飯!」
「あー。忘れてた。」
「もう、起きるのに
こんなに時間かけてるからだよ!」
「えーっ、さっきまで自分だって
俺とラブラブやってたじゃんー。」
「それはそれ、これはこれ!
分かった?斗真君!」
「はーい。」
それから冷めちゃった
パンケーキを食べたけど斗真君は
めちゃくちゃ上手い!
つって食べてくれた
気を使わせちゃったかな…。
でも、とっても幸せな朝食でした☆
