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桜田組の組長さん

第3章 お友達?


和が私の胸の上、鎖骨、首筋、耳という順にキスしてさらに

「チュッ…はぁ…お嬢、好きです。愛してます。」

と言う言葉を耳元で囁かれ続け、あれからもう10分くらいたった。

「んっ…和っ…和っ//」

「チュッ……もう顔とろけちゃってますね。…唇…貰いますね。」

そう言って和の唇と私の唇が重なり激しいキスをした。

クチュクチュ
チュッ
チュパッ

「んっんっ///」

きもちい…

「クスッ…お嬢から舌を絡ませてくるなんて思ってもいませんでした。」

チュパッ
チュパッ
クチュ
チュッ

銀色の糸を引いて唇が離れた。

「んっ…はぁ…はぁ///」

「お嬢って意外に積極的なんですね。」

「はっ恥ずかしいから////」

「クスッ…照れてるお嬢は食べちゃいたいくらい可愛いですよ。」

私の頭を撫でニッコリと微笑みながらそんなことを言われた。

ドキッ

…なんかドキドキするし恥ずかしい///

「…っ///」

「お嬢、僕の『好き』はこういう『好き』なんです。一緒にいてて気づきませんでしたか?」

…全く気づかなかった。

「…気づきま…せん…で…した////」

「…でしょうね。けど僕の『好き』はそう言う意味なので、わかっておいて下さい。それじゃもう寝ますか?」

「うん。覚えておくね。……っ」

「お嬢?もう寝ますよ?……クスッ…あーなるほど。ほんと可愛いですね。…また抱きしめてあげますよ。お嬢おいで。」

「…//」

ギュッ

「おやすみ。お嬢」

「おっおやすみ和//」


私は和の『好き』の意味を今まで知らなかった。
そして今、知った。

もぉー!!
…ドキドキして眠れないよぉ
和に心臓の音聞こえてなきゃいいんだけど

私は結局、緊張と恥ずかしさで一睡もせず朝を迎えた。


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