無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

舌をこすり合わせ、歯列をなぞり、上顎をくすぐる。

同時に滑らかな肌を指先で確かめるように、耳から首、肩、胸へとゆっくりと触れていく。

「っ…ん…ぅ……ん…」

課長の吐息に艶が混じった。


触り心地のいい肌は、いつまで触っていても飽きることがないんだよな。
余すところなく指を這わせ、時折胸の突起を弾いてみたりもする。


「っう…ん……ぁっ…ふ…」

その度に課長の身体が強張り、かすかに吐息に甘い声が混じるのが、楽しくて可愛くて、全てを食べてしまいたい衝動にすら駆られる。

なんでこんなに肌がすべすべなんだか。
固く主張し始めた胸の二つの飾りを、それぞれつまんで転がした。

「あっっ……」

重なってた唇は課長が顎を仰け反らせたせいで外れてしまったが、可愛い声がこぼれてきた。
なんつう声出すんだ。
少し掠れたような、その声に俺の主砲はもう痛い位だって。



「一成さん…乳首感じちゃうんだね」

耳元で囁いて、耳たぶを舌で弄ぶと、震えるような呼気が吐き出された。

そんなに抑えなくていいのに、とも思う。
でも、恥ずかしいのを耐えてるのかと思うと、またそれも一層愛おしく感じてしまうから、俺も相当この人にやられているよな。

指に捉えた尖りを押しつぶすように捩る。

「っは…ん…ああっ…んっ…ん…」

課長は思わず漏れてしまった声を無理やり封じるように手の甲で口元を押さえようとしている。

ダメだよ。
声、聞きたいんだから。
その手を取り、シーツに押し付けた。

うわ、このシチュエーションってエッロいな…。

「やっ…あっ…ん……ぅ…ん…」

乳首の芯に直接刺激を与える感じって、結構くるらしいんだよな。
捩る度に、ビクビクと課長の身体が反応して、感じてるのが分かって嬉しかったりする。

「気持ちいい？」

手を止めて顔を覗き込んで聞いてみると、途端に俺の視界から表情を隠そうと顔を背けた。

「そ、んなこと…聞くな…よ」

「気持ちいい？」

「い、いよ。お前って…結構Sっ気あるな…」

顔を真っ赤にしてる課長がもうたまらない位に可愛くて、本当にできること全てで気持ちよくしてあげたい。