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されたい

第1章 近所のお兄ちゃん



ピーンポーン



家のチャイムが鳴った



今日は、その近所の人が挨拶にくる日だった



わくわくしながら玄関に向かうと、そこに居たのは、ほんのり栗色の髪にさらさらな髪質、色白な肌に整った鼻をもった、超スーパーイケメンが立っていた



予想外のイケメンを目の前にし、驚きを隠せなかった春香だが、ひとつ残念に思った



それは、美少年ではなく美青年だったからだ



母と、相手の家族は、丁寧な口調で話をしていて、聞いているところによると、この美青年は高校2年生の17歳だった



同い年くらいを予想していたが、相手は予想外のイケメン、そして5歳も差がある高校生だと思うとなんだか予想していた自分が恥ずかしくなり、



「じゃあ、宿題してきます」と礼儀良く挨拶をし、自分の部屋に戻ることにした



振り返ると、笑顔で笑っているイケメンと目が合ったので、音があまり鳴らないように舌打ちしてみせた

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