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第2章 ハプニングバー行ってきた02~ハプニングを求めて

エレベーターから降りると目の前に1つのドアとインターフォン、そして「ちょめちょめバー」と書かれたプレートがあった。

いや、ドアとインターフォンとプレートしかなかった。

どうやらちょめちょめバーはこのビルのワンフロア全てを借りて営業しているようだ。他の店舗は見当たらない。


“御用の方はインターフォンを押してください”

ドアにそう書かれているので、恐る恐る隣にあるインターフォンを押す。


ピンポーン


『はい、御用は何でしょうか』
女性の声がインターフォンから聞こえてくる。

「えーっと、電話で問い合わせした、あんにゃです」

『今、扉を開けますので待っててくださいねー』

そう言ってインターフォンはプツリと切れた。
そしてすぐにガチャリと隣の扉が開く。

「ようこそ、お待ちしてました。こちらへどうぞ」

中から細身の黒いロングドレスを着た、スラッとした美人さんがでてきた。

なんて綺麗な人なんだ…!

彼女に見とれながら、私は店に入った。

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