テキストサイズ

そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

「高橋さん、アパートに来たの?」


「はい!車で~。私、高橋樹のファンなんで、握手してもらったんですよ~!」


「西垣さん…高橋さん以外に…運転してた人いたでしょ。仕事であの日は待ち合わせしてたんだよ。」


誤解させないでよ!


益々、柴多が変な行動したらどうすんのよ!


「そっか~!いいなぁ~一緒にお仕事。私も頑張って高橋さんと仕事出来るまでになろ~!」


「はい?」


本当に謎な人だな…何かイベント関係をしてるみたいな事は知ってるけど。


「今度飲み会とか、セッティングして下さいよ!」


「わ、分かった!聞いてみるけど期待しないでね!」


この場を収集着けたくて、勢いで言ってしまったが後々、首を締める事に成るとは…。


「やった~!お邪魔しましたぁ~!」


好き勝手言って、西垣さんはアパートに入って行った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ