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私ってダサい。桐の目の前で転けるなんて。

「ぷ……漫画みたいな転け方笑笑。ほら、手、掴まれよ。」

『あ、ありがとう///』

「んで、そんな走ってきてなんだ？朝から」

『じ、実はね。あ、アイドルになってほしいの。』

『プロデュースしたくてしょうがなくて。』

『………いーい？』

「…………ちょっと考えさせてくれ。俺には俺なりの夢があるからな」

「バンド作ってCDデビューしてってな」