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僕の初恋。

第1章 出会いから…

悠人Side

チュッ…クチュ…
「…ん…ぁ…っ」

視聴覚室に二人の唾液が混ざりあう音がする。

「んんっ!!…せんせ…ぇ…」
「ん?」

先生の端正な顔が目の前にある。
少しの間見とれていると、また二人の距離が0になった。

「んっ///」
「愛しそうな顔で見てくるお前が悪い」
「違…っ!!」

抗議しようとすると、口を塞がれる。
優しく口内を舌で舐め回されると、逃げていた僕の舌を捕まえて絡めあわせる。

「…んぅ…」

こんな関係になったのも数日前。
恋を知らなかった僕に、先生は教えてくれた。
「思春期男子は恋しなくちゃやってらんないぞ」って。
でも、僕が恋したのは先生だった。
好きだって言ったら優しく微笑んでくれた。凄く凄く優しく、壊れ物を扱うように抱き締めてくれた。

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