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僕の初恋。

第3章 誰よりも…

ー放課後ー

ガチャッ

「ただいま~…」

ってまだお母さん帰ってきてないか。
最近、忙しいのかまったく帰ってきてくれない。
それでも僕は、寂しくない。
先生がいるからね

「あれ?兄ちゃん、お帰り」
「あっ…ただいま」

この子は僕の双子の弟の、悠(はるか)。
僕と同じ漢字なんだ。
んで、知紀と付き合ってるの。
今日、学校で一回席をたったのは悠が男子に絡まれてたから。
悠、可愛いからね。

「なぁ、兄ちゃんご飯食べよ腹減った~…」
「えっ!?あ…うん」
「兄ちゃん…明日先生の家行くからって浮かれすぎ」
「浮かれてなんて…!!」
「明日、知紀ん家いこー」

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