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僕の初恋。

第4章 先生が…先生だけが…

唯月Side

「…遅いな」

9時に来ると言ってたはず。
今はもう10時だ…。
何かあったのか?
心配になり、悠人に電話をかけてみる。
プルルルル…


悠人Side

プルルルル…
電話が鳴る。
だが、それが先生だと知って慌てて電話を切ってしまう。
ダメだ。こんな僕と先生とじゃ、不釣り合いだ。

…もう帰ろう。


唯月Side

電話が切られた…。
はぁ、手のかかる生徒だな。
少し考えて、いつも俺の家に来る路地を思い出す。
ん。あそこか。
…多分、悠人…犯されたな。
財布と携帯と車の鍵を持ってドアを開け、車に乗ってその場所に行った。

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