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夜型生活。

第6章 枕営業

そして正午手前にのろのろと立ちあがった。


そこに秀平の姿は、ない。


メモが置いてある。


「ゆっくり休めよ!俺は少し買い物してくるわ~」


そのメモをそこらへんにヒラリと舞わせ、冷蔵庫のお茶を引っ張り出す。


そして、綺麗に畳まれた服、見事に積みあがっている綺麗な食器を片付ける。



そうだなぁ、私も少し外に出るかなぁ。


メイクをして、いつもの道を歩き出した。

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