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夜型生活。

第7章 女連れの秀平

「お世話になりました、ありがとね」



帰ろうと靴を履いていたら、バッグの中からかすかに音がした。


プルルルル・・・プルルル・・・


「あっ、秀平・・・」


「ほら!葉月、出なよ!」


「う~・・・」


本当は出たくなかったけど、嫌々通話をONにした。

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