
イケメン部とあたし
第2章 出会い。
衝撃はその後だった…
階段をあと少しで登りきるという所で、私は”また”男子生徒にぶつかり足を踏み外した。
聞こえたのは、
「栞菜…ッ!!!」
という紗千の声と、
「「キャーーッ!!!」」
っていう女子の悲鳴。
私は何もできなくて、そのまま落ちるしかできなかった。
そして見えたのは、”昨日の”あのメンツ…
私をつかもうと、腕を伸ばしているのが見えた。
でもその直後、私は水に濡れたのを記憶の最後にぷつりと切れた。
すごい痛み、衝撃が走ったのは言うまでもない――
――ワタシハ カイダンカラオチタ.
階段をあと少しで登りきるという所で、私は”また”男子生徒にぶつかり足を踏み外した。
聞こえたのは、
「栞菜…ッ!!!」
という紗千の声と、
「「キャーーッ!!!」」
っていう女子の悲鳴。
私は何もできなくて、そのまま落ちるしかできなかった。
そして見えたのは、”昨日の”あのメンツ…
私をつかもうと、腕を伸ばしているのが見えた。
でもその直後、私は水に濡れたのを記憶の最後にぷつりと切れた。
すごい痛み、衝撃が走ったのは言うまでもない――
――ワタシハ カイダンカラオチタ.
