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キャンバスのキミ

第10章 夏休みの部活

夏休みの美術部の活動の時間は、皆参加自由で来て描く人は各々の作品に没頭して静かだった。


そんな時間、扉がガラッと開く。


画材を持った曽根君が入ってきた。


部のみんなは目を丸くする。


篠山部長が最初な話しかけた。


「やる気になったのか?」


「はい、描きたいものが見つかったんで…」


「そうか、期待してるぞ」


曽根君はチラッと私を見た。


私はニッと笑うと同じ笑みで返してきた。




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