
幼馴染みの年下うさぎ(♂)が私を好きすぎて困ります!
第1章 うさぎの本性発覚です!
「..........んん.....う、るさっ.....?」
『うるさじゃないでしょ!?だからなんであんたがあたしの家に.....ましてやあたしの部屋にいるわけ!?あんたの家は隣でしょ?と、な、り!』
あたしは、ぜーぜーと息を切らしながら必死に言った。
..........のにも関わらず、目の前にいるコイツはあたしの話しなど聞いてる様子もなく、呑気にふぁ~っと可愛いあくびをしていた。
「も~あせりすぎだよ、さくら!僕がさくらの家にいたって何の違和感もないでしょ?だから部屋にはいったくらい、どーってことないでしょ♪」
た、確かにね。違和感はなかったよ?
それは否定しないけどさ.....
人の家に普通、自分の家と同じように入ってくるやつがどこにいますか?!
..........いや、ここにいるんだけどさ。
