
深く愛して 。
第1章 出会い
久美「ただいまー。」
お母さん「おかえりー。ご飯できてるわよ。」
(よかった…まだ帰ってきてないみたい。)
久美「うん。先にお風呂入ってくる。」
早く用事を済ませて自分の部屋にこもりたかった…けど、、
父親「ただいま。」
(うわ…タイミング悪っ)
お母さん「あら、お帰りなさい。」
父親「なんだお前。居たのか。さっさと出ていけ!!バチッ」
久美「痛っ」
そう私は要らなかった子供だから。
愛されてない。
父親にいくら暴力されても返さない。
てか返せない。
勝てないとわかっているから。
ほらね。
今日もお母さんは見てみぬフリをする…
私は父親を睨みつけながら
体を震わせ、自分の部屋へ逃げ込む。
今日も生きている心地がしなかったななんて思いながらその日は眠りについた
