# 2011
第14章 善と悪のハーフ
褒得が、言葉を口にした。
「人類の欲なんか、とっとと消えろ。」
領楽が、彼に訊く。
「オマエ、さっきから、何を言っている?」
褒得が、彼らしからぬ、表情で、答える。
「私に、気安く、話を、求めるな・・・。私を、誰だと思っている・・・?カオスの司令塔である、朱雀なのだぞ・・・。」
この話に、3人は、我を忘れて、驚愕した。
(褒得が、朱雀だと!?)
朱雀が、再び、話す。
「これが、私の、仮の姿だ・・・。私の作り上げた、キャラクターを、あっさりと信じおって・・・。人間共よ・・・。」
領楽が、思わず、訊き返す
「ウソだろ!?褒得、ジョーダンだろ!?オマエらしい、ジョークだもんな!!なぁ、そうなんだろ!?オレ達、仲間だもんな!!」
男が、小さく、低い声で、呟いた。
「オマエら人間を、仲間だと思った事など、あるワケないだろう・・・。」
男は、いやらしく、笑った。
この、シチュエーションの、瞬間であった。
領楽の中の、1人の人格が、解放された。
「カオス、オマエらは、人間(オレ達)の事を何もしらねェで、言いたい放題、やりたい放題、やりやがってェ・・・。」
この時、彼の(*)影、が、朱雀に、言弾を放つ。
「エラそうな事ばかり、言ってんじゃねェよォ!!オマエらだって、人間(オレ達)と、向き合おうとしなかったじゃねェか!!」
朱雀が、ゆっくりと、言葉を口にした。
「どういう事だ・・・?何が、言いたい?」
リョウラが、説明を、朱雀に、投げる。
「オマエらが、思っている程、人間は、ワルイヤツらばかりじゃねェ・・・。それなのに、オマエらは、憶測だけで、動きやがってェ・・・。」
この瞬間だった。
レオンハルトと果歩が、驚きの表情になった。
影が、朱雀に、剣を、向けたのだ。
「オレが、幼い頃、オマエらに、オレの家は、消された!!家族は、平気だったが、オレの、家族の、数々の思い入れのある家は、消されたんだよォ!!」
レオンハルトが、リョウラを、説得する。
「よせ!!冷静になれ!!」
しかし、この時、影は、レフトハンドで、ライトサーベルを、レオンハルトに、向けた。
「オマエら(人間)も、ウルセェんだよォ!!オマエの事ばかりで、好き勝手やって、人に、譲るという、思いやりがねェ!!消えちまえェ!!」
もはや、いつもの、領楽ではなかったのであった。
「人類の欲なんか、とっとと消えろ。」
領楽が、彼に訊く。
「オマエ、さっきから、何を言っている?」
褒得が、彼らしからぬ、表情で、答える。
「私に、気安く、話を、求めるな・・・。私を、誰だと思っている・・・?カオスの司令塔である、朱雀なのだぞ・・・。」
この話に、3人は、我を忘れて、驚愕した。
(褒得が、朱雀だと!?)
朱雀が、再び、話す。
「これが、私の、仮の姿だ・・・。私の作り上げた、キャラクターを、あっさりと信じおって・・・。人間共よ・・・。」
領楽が、思わず、訊き返す
「ウソだろ!?褒得、ジョーダンだろ!?オマエらしい、ジョークだもんな!!なぁ、そうなんだろ!?オレ達、仲間だもんな!!」
男が、小さく、低い声で、呟いた。
「オマエら人間を、仲間だと思った事など、あるワケないだろう・・・。」
男は、いやらしく、笑った。
この、シチュエーションの、瞬間であった。
領楽の中の、1人の人格が、解放された。
「カオス、オマエらは、人間(オレ達)の事を何もしらねェで、言いたい放題、やりたい放題、やりやがってェ・・・。」
この時、彼の(*)影、が、朱雀に、言弾を放つ。
「エラそうな事ばかり、言ってんじゃねェよォ!!オマエらだって、人間(オレ達)と、向き合おうとしなかったじゃねェか!!」
朱雀が、ゆっくりと、言葉を口にした。
「どういう事だ・・・?何が、言いたい?」
リョウラが、説明を、朱雀に、投げる。
「オマエらが、思っている程、人間は、ワルイヤツらばかりじゃねェ・・・。それなのに、オマエらは、憶測だけで、動きやがってェ・・・。」
この瞬間だった。
レオンハルトと果歩が、驚きの表情になった。
影が、朱雀に、剣を、向けたのだ。
「オレが、幼い頃、オマエらに、オレの家は、消された!!家族は、平気だったが、オレの、家族の、数々の思い入れのある家は、消されたんだよォ!!」
レオンハルトが、リョウラを、説得する。
「よせ!!冷静になれ!!」
しかし、この時、影は、レフトハンドで、ライトサーベルを、レオンハルトに、向けた。
「オマエら(人間)も、ウルセェんだよォ!!オマエの事ばかりで、好き勝手やって、人に、譲るという、思いやりがねェ!!消えちまえェ!!」
もはや、いつもの、領楽ではなかったのであった。