テキストサイズ

12634日のI Love YOU

第20章 憎しみ


一晩中…車を飛ばして

捨て去った街へ走る

想いが…走馬灯の様に…駆け巡る

気持ちが…同時に引きずられて…還る

母さん…

私は…貴方の側に…

直ぐに行けない街へと移り住み…

貴方を忘れたかったんですよ?

忘れられないのにね…

でもね…憎しみ続けて生きて行くのは

しんどいんだよ?

だから…貴方から逃げたんだよね

逃げて…逃げて…

こんなに遠くへ逃げて来たのにね

今……貴方に逢いに…車を走らせてるよ?

皮肉だね…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ