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12634日のI Love YOU

第20章 憎しみ



夜明け前に…見慣れた街に着き

朝陽を見た…

朝陽よ…この憎しみも浄化して…

願う程に…綺麗な…朝陽だった

だけど…この想いは…消えない

母さんへの憎しみも消えない…

そんなに簡単に消えるなら…

こんなに…苦しみはしない…

……この苦しみを忘れたら…

血ヘドを吐いて…足掻き苦しんだ…

自分が…可哀想過ぎる

覚えて…いなきゃね

当時の自分が…憐れすぎる…

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