
秘密の関係
第4章 幼馴染
目が覚めると誰かの家のベット。
私の部屋ではない。
だからといって海斗の部屋でもない。
そして昨日は変態教師にセクハラされた。
と、なれば
「おはよう美里」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
「美里様どうかなさいましっ」
「うえぇぇぇん、この変態胸触った変態変態変態」
「うわっ、物投げんなし!」
起き上がって近くにあるものをとにかく先生に向けて投げつける。
初めて男に胸触られた!
初めて男に…男にっ
「っと、意外と乙女な反応するんだな」
腕を掴まれて動きを止められると先生を睨もうと顔を上げるといざ、面と向かって見ると恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
なんか、恥ずかしいしコイツなんで美形なの。
「すっごい乙女反応…。何、そんなに胸触られたことがショックだった?」
「だ、だって…」
「…やば、すごいかわいい」
うっ。
美形にそういわれるといつもの落ち着きが戻ってこない。
先生が無性にかっこよく見えるし、いつもなら冷たく返事を返すのにそれができない。
