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俺の名前は鈴木　青葉（すずき　あおば）
高校３年でサッカー部の部長をしている
成績は下の上くらい、いわゆるバカだ

スポーツにしか才能を発揮しなかった俺がまさか胃腸炎だなんて
笑える話だ。

「鈴木くん？」
「あ、はい。」

まぁ、無理に文句を言うより素直に従ったほうが楽だ
俺は可愛くない看護士に付いて行く

ー８０２号室ー
「はい、ここがアンタの部屋」
無愛想なままの看護士は俺を適当にベッドに寝かせるとイスにどかっと座る

「アンタさぁ、何かバカっぽい顔してるよねぇ」
は？
いきなりコイツは何を言い出すんだ
「は、はい？」
「だぁかぁらぁ、アンタバカ面してるよねって言ってんの。」