
悪魔と淫美な世界へ
第4章 ~ 捧げる想い ~
人気のない薄暗い公園…
茂みの中で、半裸になった20代前半位の清楚な女に覆い被さっている魁の姿があった。
「あっ…だめっ…!」
「もっとの間違いだろう ?」
弄ぶかの様な笑みを浮かべ、魁は欲望のままさらに激しく攻め立てた。
「あぁっ!はぁんっ…」
クソッ…
どんな女を犯しても満 たされないっ…
イラついた様子で乱暴に攻めると、女は快楽で身体を震えさせながらすぐに気を失ってしまった。
「つまらない女だ」
冷たくそう言い放つと、魁は人が行き交う街の中へと消えて行った。
何でこんなにイラつい ている
あの蒼空という人間が 絡むと…
…フッ…嫉妬‥か?
有り得ない話しだな
まあ、邪魔なら早々に 始末すればいい事だ
ゆきの心はすでに手に 入っている…焦ること はない
ゆっくり時間をかけて …
淫らで俺無しじゃいら れない身体に仕込んで やる
そして‥欲という闇の 中に―――‥‥
