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部屋に入ると、一人の女性が居た。
「お待ちしておりました。柚乃さまですね?真人様から衣装を預かっておりますので、
そちらに着替えていただきます。では、衣裳部屋までご案内いたします。」
女性の名前は明（あかり）というそうで、私よりも10歳ぐらい上なんだそうだ。
ちなみに、真人に案内された私の部屋の中に衣裳部屋があるのだけれど、部屋全体が大体四十畳ぐらいあって、そのうち、衣裳部屋が六畳ぐらいあった。
私がもといた家の自室が六畳だったので、衣裳部屋が私の部屋一個分ぐらいあるということだ。