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案内屋 〜アンナイヤ〜

第5章 きさらぎステーション 其ノ最終章

「なんだよ…それ!?聞いたことねぇぞ!?」

二人が話している後ろで神前が再び立ち上がった

「このぉ…小僧め…よくも…!!!私の長年の夢を!!復讐をぉオオオオオ!!!」

神前は残った左手で小太刀を握り、凛丸に向かって突進し始めた

その時だった

「神前村長!!!」

何者かが乱入してきた
それは凛丸に全てを語ったあの牛頭村の男だった

「神前村長!!ここは一体!!馬頭村は!!馬頭村一体どうしたのですか!!?」

神前は苦しむ顔でまた不敵に嗤う

「知らなくても良いことをォ!!来い!こっちへ来い!私を助けろ!!」

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