案内屋 〜アンナイヤ〜
第5章 きさらぎステーション 其ノ最終章
「ああ…我らの…我らの復讐がァ…!!」
神前は絶望したようにひざまずき、小太刀はその手から放れた
「何が "我ら" だ!!村人を騙し、私欲の為に馬頭村を破壊し、挙句の果てには自分を信じていた村人までも刺した!テメーは独りなんだよ!!身勝手な大義名分に他人を巻き込むな馬鹿野郎!!!」
渋谷はヘル・バーストを神前に向けたまま叫んだ
その目は真剣だった
「…おじさん…目を開けてください…!!」
凛丸は必死に男に呼び掛けていた
「…小僧よ…。おめぇお初から預かったお守り…ありゃあ俺のお袋のものなんだ…。最期に、せめてそいつを見せてくれ…。」
凛丸は急いでポケットからお守りを取り出した
「最期だなんて…!お初ちゃんのところへ戻りましょう…!!」
神前は絶望したようにひざまずき、小太刀はその手から放れた
「何が "我ら" だ!!村人を騙し、私欲の為に馬頭村を破壊し、挙句の果てには自分を信じていた村人までも刺した!テメーは独りなんだよ!!身勝手な大義名分に他人を巻き込むな馬鹿野郎!!!」
渋谷はヘル・バーストを神前に向けたまま叫んだ
その目は真剣だった
「…おじさん…目を開けてください…!!」
凛丸は必死に男に呼び掛けていた
「…小僧よ…。おめぇお初から預かったお守り…ありゃあ俺のお袋のものなんだ…。最期に、せめてそいつを見せてくれ…。」
凛丸は急いでポケットからお守りを取り出した
「最期だなんて…!お初ちゃんのところへ戻りましょう…!!」