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「例えば実際にあった例としては、行った帰り道、下りの赤城山道で事故にあったり、後日悪夢を見たり、一番酷い例としては死亡してしまう事件もあったそうです。」

死亡、という言葉に驚き渋谷が飲んでいたコーヒーを吹き出した

「死亡！？なんじゃそりゃ！？」

「原因は不明だそうです。肝試しで男三人が夜に白い家に行き、そのうちの一人が一人で白い家に入る。しかしその入った男がいつまで経っても帰ってこない。不思議に思ったが車で待つ二人は中に入るのが恐いので、明日の朝になるまで車中泊をして朝になったら白い家の中を捜索することにした。しかし、翌朝捜索をしたところ、肝試しで入った男がある部屋で冷たくなっていたそうです。外傷も何も無く、変わった点も無くただ冷たく。」

「…シャレになんねぇ…」

渋谷が本気でビビっている
レア過ぎる瞬間だ