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肩から滴る血を見て、上半身だけの怪物はどこかへ隠れていく

「成瀬！逃げよう！！」

凛丸は成瀬を探し始めた

どこからまたあの怪物が襲ってくるかも分からない廃屋の中を探し回る

「凛丸！」

後ろから声がした
成瀬だ。

「成瀬！一体どこに！？」
「風呂場だよ…！浴槽の中に…！…っていうかその腕！なんだよそれぇ！？」
「話は後でするから、とにかくここから出よう！」

ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ！！！