テキストサイズ

案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「あ…そういえば成瀬、成瀬はどうなったんですか…?」

見てはいけないものをいくつも見てしまった。

彼はどうなったのだろう?

「あの坊主は今ちょいと細工してるとこだ。」

「…細工…?」

嫌な予感がする。

「まだお前はまだ会ったことないと思うが、ウチの案内屋東京支部のスタッフ、神城郁也が成瀬タカシの記憶を操作している。今日あったことを忘れさせるためにな。」

「そんなこと可能なんですか…!?」

「神城のDCAの能力だ。寄生タイプ、"ブレインコマンダー" 。対象者の脳みそに直接ダイブして、自由に操る。末恐ろしい能力さ。」

相変わらずぶっ飛んだ話だ
俄かに信じ難い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ