案内屋 〜アンナイヤ〜
第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二
「ま、その万能とも取れる能力の所為で、アイツは今やプライドの高い性格悪りぃインテリ野郎さ。」
凛丸は、渋谷とは正に正反対だ…と頭に率直に浮かんだが、あえて口を噤んだ。
いや、決して渋谷が性格が良いとも言えないが。
「さてと凛丸、明日は仕事だ。本格的にお前の言ってた "白い家" に向かう。」
「えっ!?冗談だと思ってました…。」
暫し車内に真剣な空気が流れる。
鏡音は黙って聞いているようだ。
「残念だが、ただの心霊スポットどころじゃなくなってるらしい。今回はディメンショントラブルが発生しているとは言い切れないが、世間一般的に公表出来ない事件らしくてな。そこで俺たちにお鉢が回って来た訳だ。」
しばらくは白い家に関する説明が続いた。
何が起きたのか、何が問題なのか、
全てが凛丸の予想を遥かに越えていた。
凛丸は、渋谷とは正に正反対だ…と頭に率直に浮かんだが、あえて口を噤んだ。
いや、決して渋谷が性格が良いとも言えないが。
「さてと凛丸、明日は仕事だ。本格的にお前の言ってた "白い家" に向かう。」
「えっ!?冗談だと思ってました…。」
暫し車内に真剣な空気が流れる。
鏡音は黙って聞いているようだ。
「残念だが、ただの心霊スポットどころじゃなくなってるらしい。今回はディメンショントラブルが発生しているとは言い切れないが、世間一般的に公表出来ない事件らしくてな。そこで俺たちにお鉢が回って来た訳だ。」
しばらくは白い家に関する説明が続いた。
何が起きたのか、何が問題なのか、
全てが凛丸の予想を遥かに越えていた。