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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

「ぐぅあぁあぁあ!!!!」

凛丸の頭の中に "恐怖" 一色で染められた何者かの記憶が流れ込む

この世のものとは思えないほどの恐怖。

体感したことの無い恐怖。




「…行かなきゃ…。」

「…お…!おい…!凛丸!?」

凛丸はドアに手を掛けた

「僕が…君を助ける!!」

ドアを激しく開け放ち、凛丸は部屋に走り込んだ

緑一色の奇妙な部屋には、一人の少年の霊がいた

「あいつ…!もしかしてあいつが今回の…!」

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