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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

渋谷が少年の霊に向かってヘル・バーストを構える。

「ダメです!!!!」

凛丸はその身を盾にして少年をかばった

「この子を撃っちゃダメです…!!」

「邪魔するんな凛丸!ユーレイにはユーレイなりの弾がある!どけ!!」

「違うんです!この子は…!!!」

言葉を言い切る前に凛丸を再び頭痛が襲う。
激しく痛み、抑えられない。


「ぐうぁあああ!!!」



痛みと流れ込む記憶の中に、二つの言葉が聞こえた

やけに落ち着いていて、そして無性に悲しい声だ









ー 助けて…! ー










ー それを返して… ー









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