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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

今までに無く少年の霊は叫んだ

同時に突風のようなものが凛丸と渋谷を襲う
全ては少年から発せられているようだ

「ぐぅおお!!凛丸!!撃たねえから早くケリつけろ!!」

二人は風圧に耐えるのに必死だ

それでも凛丸は足を進める

一歩ずつ、一歩ずつ。


確かに。





「君は…!!寂しいんだろう…!!哀しいんだろう…!!? ずっと此処で…一人だったから…!」


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