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案内屋 〜アンナイヤ〜

第8章 アライ ザ ほーむ 其ノ最終章

「鏡音も同じで、ビデオテープの事を知っていたとしたら、白い家にDCAを送り込むハズが無い。知っていたら最初からそうすれば良いんだからな。」

三人は少し安堵した。

この中に裏切り者はいない。
その確証が得られた。

鏡音が口を開く

「そう考えると神城君もあり得ないね。まだ凛丸君に会ってもいないし、凛丸君の記憶についても、失くしてることすら知らない。」

徐々に容疑者が減っていく。

ついに最後の一人だ。


「陣内さんもあり得ない。もしも凛丸を邪魔に思うなら採用するハズが無い。」

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