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案内屋 〜アンナイヤ〜

第8章 アライ ザ ほーむ 其ノ最終章

「だとしたら…」

凛丸の眉間にシワが寄る。
一つの答えに行き着いてしまった。

渋谷がその答えを口にした。

「そうだ。恐らく本部の人間だ。」

三人とも意見は一致していた。

凛丸の記憶を都合悪く思う案内屋本部の人間が仕込んだ罠。
本部の人間ならビデオテープも自由に扱える。


「決まりだな。」


渋谷はタバコに火をつけた
吸って、一息煙を吐く。



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