テキストサイズ

案内屋 〜アンナイヤ〜

第9章 パラレル いん ざ ハイウェイ 其ノ一


「ちょっちょっと待って下さいよ!!!」

「うるせぇ行くぞ!!」

凛丸の焦りに渋谷が激しいアクセルで答える


案内屋の五人が乗った車は加速していく

Gを激しく感じるほどの速度
運転が荒いとかの域の話ではない
違法改造を疑うほどの早さで加速していく

「…ぐうぅっ…!」

凛丸は悶絶する声を漏らす
だがそれは彼だけではない

この車に乗る全ての人間が悶絶していた

運転する渋谷でさえも、辛々運転している様子だ


ストーリーメニュー

TOPTOPへ