案内屋 〜アンナイヤ〜
第4章 きさらぎステーション 其ノ四
「今日で…ですか。いけますかね」
「まぁ作戦を聞けって。」
渋谷が朝食と一緒に提供されたコーヒーを一口飲む。時刻は朝9時。
「昨日見たろ?俺達と同じように迷い込んだ奴。そいつは車で連れていかれた。車は牛頭駅ときさらぎ駅の背面に位置する山の方へ向かった。車という手段を使っているという時点でかなり人為的だ。あの山周辺を調べれば、今回のディメンショントラブルの原因が見つかるはずだ。」
「大雑把な作戦ですね…。」
失礼ながらも凛丸は苦笑した
「るせぇ。どちらにせよそれしか手段が無い。10時にここを出て目的地へ行くぞ。」
「随分早くから出るんですね。昨日はお昼過ぎくらいだったのに。」
「どうやらあの辺じゃ時間がおかしい。早いんだよな妙に。だったら、すぐ真っ暗になっちまうようなタイミングで行くよりも、早めに現地に着いた方がいいと思ったんだ。」
「まぁ作戦を聞けって。」
渋谷が朝食と一緒に提供されたコーヒーを一口飲む。時刻は朝9時。
「昨日見たろ?俺達と同じように迷い込んだ奴。そいつは車で連れていかれた。車は牛頭駅ときさらぎ駅の背面に位置する山の方へ向かった。車という手段を使っているという時点でかなり人為的だ。あの山周辺を調べれば、今回のディメンショントラブルの原因が見つかるはずだ。」
「大雑把な作戦ですね…。」
失礼ながらも凛丸は苦笑した
「るせぇ。どちらにせよそれしか手段が無い。10時にここを出て目的地へ行くぞ。」
「随分早くから出るんですね。昨日はお昼過ぎくらいだったのに。」
「どうやらあの辺じゃ時間がおかしい。早いんだよな妙に。だったら、すぐ真っ暗になっちまうようなタイミングで行くよりも、早めに現地に着いた方がいいと思ったんだ。」